ポスター賞

賞の概要

第25回シクロデキストリンシンポジウムから新たにポスター賞を設置することになりました。
審査対象者は40歳以下の若手研究者。発表申込時に審査を希望された方を対象とします。
ポスターのできばえ、質疑応答の観点から評価し、学生3名以下、一般2名以下に授与します。
第39回から高橋圭子賞を設置することになりました。本賞は、ご遺族からのご寄付によるもので、ポスター賞受賞者3名までに副賞を授与します。

令和6年度(第40回)(高橋圭子賞)

  • 髙司 健太郎 氏(大阪大学大学院工学研究科)
    業績題目「トリフェニレンを修飾したαシクロデキストリンのキロプティカル特性」
  • 新鞍 尚希 氏(東京大学大学院総合文化研究科)
    業績題目「完全メチル化aシクロデキストリンからなる[1]ロタキサンの超分子構造変換に基づく架橋高分子材料の光分解性」
  • 関 優太 氏(千葉大学大学院薬学研究院)
    業績題目「脂質/γ-シクロデキストリン胆汁応答性ナノ粒子への薬物封入」
  • 以倉 崚平 氏(大阪大学大学院理学研究科)
    業績題目「可動性架橋と水素結合を用いた強靭性ポリウレタン材料の作製」
  • 久保 平 悠斗 氏(熊本大学大学院薬学教育部)
    業績題目「ヒト神経芽細胞を用いた水溶性 β-シクロデキストリンポリマーのコレステロール蓄積軽減効果に関する研究」

令和5年度(第39回)(高橋圭子賞)

  • 小松 ひより 氏(筑波大学大学院数理物質系)
    業績題目「α-シクロデキストリン/疎水化タラゼラチン包接体を活用した低膨潤外科用接着剤の設計と機能評価」
  • 田原春 徹 氏(熊本大学大学院薬学教育部)
    業績題目「核酸医薬およびゲノム編集分子用細胞内デリバリーキャリアとしてのアミノ化ポリカテナンの有用性評価」
  • 安藤 翔太 氏(東京大学大学院新領域創生科学研究科)
    業績題目「シクロデキストリンの高分子軸内並進拡散運動が多機能性ビトリマー樹脂のダイナミクス及びサーキュラーエコノミー実現に資する機能性に与える影響」

令和4年度 (第38回)

  • 菅野 南花 氏(東京大学大学院工学系研究科)
    業績題目「クリックケミストリーを用いた擬ポリロタキサンナノシートのタンパク質修飾」
  • 鈴木 滉太 氏(埼玉大学大学院理工学研究科)
    業績題目「ナフタレンをリンカーに持つβ-シクロデキストリン二量体の合成と包接挙動」
  • 西沖 航平 氏(富山大学大学院医学薬学教育部)
    業績題目「シクロデキストリンとククルビット[6]ウリルを用いた近赤外光発光性ロタキサンの合成とその光物性」
  • 西村 静歩 氏(神戸学院大薬学部)
    業績題目「β-シクロデキストリン一級側における方位選択的反応の開発」
  • 毛 斉悦 氏(同志社大学大学院理工学研究科)
    業績題目「分子Tシャツ: PEG修飾テトラアリルポルフィリンとメチル化シクロデキストリン二量体の特異認識」

令和3年度 (第37回)

  • 北口 文都 氏(同志社大学大学院理工学研究科)
    業績題目「ピリジンストラップポルフィリン鉄錯体と銅錯体をリンカーに有するシクロデキストリン二量体を用いたシトクロムcオキシダーゼモデル錯体」
  • 鹿野 友美 氏(東京大学大学院工学系研究科)
    業績題目「擬ポリロタキサンナノシートの架橋とその構造解析」
  • Justine Kalaw 氏(大阪大学大学院工学研究科)
    業績題目「Preparation and Applications of Highly Regulated Supramolecular Assembly of 2-O-Methylated Cyclodextrins」
  • 山田 慎太郎 氏(大阪大学大学院工学研究科)
    業績題目「シクロデキストリン誘導体の分子認識能を利用した円偏光発光特性変化」

令和元年度 (第36回)

  • 有坂 慶紀 氏(東京医科歯科大学生体材料工学研究所)
    業績題目「メカノセンサ分子の細胞内局在を調節する硫酸化ポリロタキサン表面の設計」
  • 小河 重三郎 氏(成蹊大学理工学部)
    業績題目「ボロンジフルオライドジケトネート錯体の溶液・固体系での光物性に及ぼすシクロデキストリンの効果」
  • 笠原 千聖 氏(上智大学大学院理工学研究科)
    業績題目「ピリジルボロン酸型糖認識プローブ/シクロデキストリン複合体の機能評価」

平成30年度 (第35回)

  • 風間 愛 氏(大阪大学大学院工学研究科)
    業績題目「マルチリンカーをもつα-シクロデキストリン二量体の合成と長鎖脂肪酸エステルに対する包接能の検討」
  • 竹本 良樹 氏(上智大学大学院理工学研究科)
    業績題目「ニトロ基を持つdpa型アゾプローブ/CyDにおける金属認識と包接挙動の特異性」
  • 津田 進 氏(大阪歯科大学化学教室)
    業績題目「シクロデキストリン―ロジウム触媒を用いたイサチン類の不斉アリール化反応」

平成29年度 (第34回)

  • 由澤 敦史 氏(富山大学大学院薬学教育部)
    業績題目「分子被覆により高い光耐久性を有する[3]ロタキサン型蛍光色素の合成」
  • 井口 ひとみ 氏(大阪大学大学院工学研究科)
    業績題目「マルチリンカーをもつ種々のシクロデキストリン二量体の合成と包接能の評価」
  • 森田 健太郎 氏(熊本大学大学院薬学教育部)
    業績題目「γ-シクロデキストリンを構成成分とするポリカテナンの調製」
  • 山下 有希 氏(熊本大学大学院薬学教育部)
    業績題目「超分子複合体形成を利用した葉酸修飾メチル-β-シクロデキストリンの血中滞留性の向上」
  • 大久保 尚徳 氏(崇城大学薬学部)
    業績題目「温度感受性 Sangelose/Cyclodextrin インジェクタブルゲルのタンパク質持続放出システムへの応用」

平成28年度(第33回)

  • 前田 有紀 氏(熊本大学大学院薬学教育部)
    業績題目「GM1 ガングリオシドーシス患者由来細胞の脂質蓄積に及ぼすシクロデキストリン誘導体の影響」
  • 大山 歩務 氏(熊本大学大学院薬学教育部)
    業績題目「PEG 化葉酸修飾デンドリマー/α-シクロデキストリン結合体(G4)を用いた Tumor suppressor microRNA 補充によるがん治療」
  • 平田 征来 氏(同志社大学大学院理工学研究科)
    業績題目「メチル化β-シクロデキストリンの開裂により得られるマルトヘプタオース誘導体を用いた新規水溶性ホスト分子の開発」
  • 山田 樹 氏(上智大学大学院理工学研究科)
    業績題目「ATP認識能を有するジピコリルアミン型蛍光プローブ修飾シクロデキストリンの開発」
  • 水田 祐司 氏(上智大学大学院理工学研究科)
    業績題目「フッ素原子を有するピレン型蛍光プローブの設計と糖認識機能評価」
  • 上沼 駿太郎 氏(東京大学大学院新領域創成科学研究科)
    業績題目「β-シクロデキストリンとPEO-PPO-PEOトリブロック共重合体からなるポリロタキサンの自己組織化構造」

平成27年度 (第32回)

  • 吉村 圭祐 氏(熊本大学大学院自然科学研究科)
    業績題目「Electrochemical Signal Amplification for DNA Detection in Homogeneous Solution」
  • 弘津 辰徳 氏(熊本大学大学院生命科学研究部)
    業績題目「Cyclodextrin-based Self-assembly PEGylation Technique Retaining Activity of Protein Drugs」
  • 大山 歩務 氏(熊本大学大学院生命科学研究部)
    業績題目「Potential Use of Folate-PEG-appended Dendrimer (G4) Conjugate with α-Cyclodextrin as a Tumor-targeting siRNA Carrier」
  • 石黒 尚樹 氏(上智大学大学院理工学研究科)
    業績題目「The Electrochemical Molecular Recognition Using a β-Cyclodextrin Assembled on the Gold Electrode」
  • 杉田 巧 氏(上智大学大学院理工学研究科)
    業績題目「Design and Function of Fluorinated Boronic Acid Fluorophore/Cyclodextrin Complex for Selective Sugar Recognition」

平成26年度 (第31回)

  • 小亀 千鶴 氏(大阪大学大学院工学研究科)
    業績題目「シクロデキストリン同士で形成される空間を利用した新規複合体の設計」
  • 小川 茉里奈 氏(千葉大学大学院薬学研究院)
    業績題目「混合粉砕及び加熱によるサリチル酸のPEG/α-CD-PPRXへの封入」
  • 谷吉 雅俊 氏(熊本大学大学院生命科学研究部)
    業績題目「腫瘍選択的抗がん剤ナノキャリアとしての葉酸修飾シクロデキストリンの有用性評価」
  • 田中 奈歩 氏(熊本大学大学院生命科学研究部)
    業績題目「腫瘍選択的殺細胞効果を有する葉酸修飾メチル-β-シクロデキストリンのオートファジー誘導機構」
  • 山田 泰士 氏(上智大学大学院理工学研究科)
    業績題目「ボロン酸型アゾプローブ/シクロデキストリン超分子複合体を用いた選択的糖吸着ゲルの開発」
  • 関 智宏 氏(城西大学大学院薬学研究科)
    業績題目「糖と直接結合可能なセンサー修飾基を有する糖応答PEG鎖放出ポリシュードロタキサン」

平成25年度 (第30回)

  • 土屋 陽一 氏(九州先端科学技術研究所)
    業績題目「シクロデキストリン-ポルフィリン包接錯体結晶の結晶構造および光機能解析」
  • 関 智宏 氏(城西大学薬学部)
    業績題目「フェニルボロン酸修飾 γ-シクロデキストリンを用いた一本鎖ポリシュードロタキサンの調製と糖濃度に応じた PEG 鎖リリース挙動」
  • 猪西 敏史 氏(神戸薬科大学)
    業績題目「シクロデキストリン誘導体の包接化によるレスベラトロールの皮膚取り込み改善」
  • 田中 雄太 氏(熊本大学大学院薬学教育部)
    業績題目「Niemann-Pick 病 C 型治療薬 2-Hydroxypropyl-β-cyclodextrin の病態モデルにおける安全性評価」
  • 田村 篤志 氏(東京医科歯科大学生体材料工学研究所)
    業績題目「細胞内特異的にシクロデキストリンを徐放可能な超分子ナノメディシンの設計とライソゾーム病治療への展開」
  • 光安 亮輔 氏(熊本大学大学院薬学教育部)
    業績題目「抗原提示細胞選択的 siRNA デリバリーを企図したマンノシルオキシプロピルチオプロピオニル化デンドリマー/α-シクロデキストリン結合体の調製と評価」

平成24年度 (第29回)

  • 角田 貴洋 氏(大阪大学大学院理学研究科)
    業績題目「超分子架橋を用いたヒドロゲルの作製と自己修復性の評価」
  • 濱田 充代 氏(大阪大学大学院工学研究科)
    業績題目「シクロデキストリン誘導体による非極性場での長鎖脂肪酸エステルの包接」
  • 北岸 宏亮 氏(同志社大学理工学部)
    業績題目「オクタアルギニン連結ポルフィリンの細胞内導入におけるメチル化シクロデキストリン包接効果」
  • 並木 祥恵 氏(千葉大学大学院薬学研究院)
    業績題目「混合粉砕によるpiroxicamのPEG/γ-CD-polypseudorotaxaneへの封入」

平成23年度 (第28回)

  • 佐藤 慎一郎 氏(大阪大学大学院工学研究科)
    業績題目「シクロデキストリン構造体表面での薄膜形成を利用した新規中空材料の創製」
  • 正井 宏 氏(京都大学大学院工学研究科)
    業績題目「メチル化シクロデキストリンにより被覆された直線架橋配位子の合成と高分子錯体への応用」
  • 丸山 祐護 氏(上智大学理工学部)
    業績題目「シクロデキストリン修飾電極を用いた電気化学的分子認識」
  • 根元 装 氏(秋田大学工学部)
    業績題目「二置換ピレン修飾シクロデキストリン類による二本鎖DNA検出」

平成22年度 (第27回)

  • 三浦 崇資 氏(大阪大学大学院工学研究科)
    業績題目「シクロデキストリンによるポリメタクリル酸の立体規則性認識」
  • 藁谷 美香 氏(千葉大学大学院薬学研究科)
    業績題目「薬物/(PEG/γ-CD-polypseudorotaxane)複合体の構造変化が薬物の分子状態に及ぼす影響」
  • 小林 愛雲 氏(宇都宮大学大学院工学研究科)
    業績題目「相分離法によるシクロデキストリン固定化ゲルの構造制御とクオーラムセンシング抑制効果」
  • 今井 拓也 氏(宇都宮大学大学院工学研究科)
    業績題目「アミノ酸修飾シクロデキストリンによるグラム陰性細菌のQuorum Sensing阻害に関する研究」
  • 高島 義徳 氏(大阪大学大学院理学研究科)
    業績題目「蛍光顕微鏡によるロタキサンの単一分子回転運動観察」
  • 平塚 雅章 氏(熊本大学大学院薬学研究科)
    業績題目「親水性 C60/シクロデキストリンナノ粒子の活性酸素生成能の評価」

平成21年度 (第26回)

  • 最優秀賞
    寺尾 潤 氏(京都大学大学院工学研究科)

    業績題目「高い有機溶媒可溶性、剛直性、分子内電荷移動度、蛍光量子収率を有する被覆分子ワイヤの合成」
  • 田浦 大輔 氏(大阪大学大学院理学研究科)
    業績題目「β-シクロデキストリンの高分子認識:アダマンチル側鎖に対する選択性の反転」
  • 藤江 智之 氏(近畿大学理工学部)
    業績題目「水溶液中でのα-シクロデキストリン空洞へのハロゲン化ブタンおよびペンタンの包接に伴うエンタルピー及びエントロピー変化」

平成19年度 (第25回)

  • Wei Deng 氏(大阪大学大学院理学研究科)
    業績題目「Chemical-Responsive Supramolecular Hydrogel Formation Based on Self-Assembly of Modified Cyclodextrin」
  • 大崎 基史 氏(大阪大学大学院理学研究科)
    業績題目「シクロデキストリンによるラクトン・ラクチドの開環重合: 重合反応におけるシクロデキストリンの効果の解明」
  • 中川 翔太 氏(宇都宮大学工学部)
    業績題目「シクロデキストリン固定化ゲルシートを利用するバクテリアの細胞間シグナリング制御」

 (所属は受賞当時のもの)